通常の精白米（標準精米）は糠（ぬか）を完全に削り取った１０分づきになります。
糠や胚芽部分を残して精米するのが分づき米です。
１０分づきである標準精米に対して、１割の糠を残し９割削ったのが９分づき、２割残し８割削ったのが８分づき・・・９割の糠を残し１割だけ削ったのが１分づきという事になります。
つまり、数字が大きくなれば精白米に近く、小さければ玄米に近くなります。

当店では玄米で軽量して量り売りをしています。玄米は精米すると重量は減りますのでご注意ください。
玄米１０ｋｇをお買い上げで標準精米をした場合は約１割が糠となり、出来上がった精白米は約９ｋｇになります。
５分づきだと５割精米になりますので、約９．５ｋｇ。無洗米だと標準精米以上に削りますので約８．６ｋｇくらいになります。
ただ、重量が減っていても、精米歩合が変わってもお米の粒数は同じです。つまり、ご飯として炊飯するとあまり変わりません。
多く削った無洗米などは多く水分を吸いますし、分づき米はあまり水を吸いません。（※浸水時間にもよります）
なので、見た目の重量ほどの差はございませんので、その点で精米歩合を選ぶというより、あくまでも栄養効果や食べやすさなどでお選び頂く方が良いと思います。